【不妊治療クリニック】初診レポート【事前予約】
私が初めて不妊治療専門のクリニックに行ったときの記録です。
ここの病院に決めたのは「家から通いやすかったから」が一番の理由です。もちろん事前に病院のHPで診療の流れや金額は確認していました。予約はネット上で、web問診票を送信後、初診予約を入れて、いざ受診。
初診の受付時間は毎日決まっているようで、私は平日15時の枠。(有休を使いました) 休日を希望する場合は、受診日がだいぶ先になるようでした。
①いざ病院へ。体温の記入→受付。
夫婦二人分の保険証を提示し、その後は病院のシステムの説明を受け、院内を説明してもらいました。(支払方法や予約方法について)
②血圧測定
③身長・体重・体脂肪測定
※靴下を脱いで体重計に上がるので、脱ぎやすい靴をオススメ。
④問診・医師とのお話
この病院の呼び出し方法は番号で、名前が呼ばれることはなかったので安心。番号が表示され、診察室に入り、テーブル越しに医師と話しました。
事前に送信していた問診票の内容をもとに、
今まで通っていた婦人科での診療内容や病院に来た経緯を聞かれました。
また、必須ではなかったのですが持参していた基礎体温表も見せました。3か月分くらい。→「グラフをパッと見た感じは問題なさそう、タイミングも大丈夫」とのこと。
あとは、以前に婦人科が受けた血液検査の結果も見せました。
主に、事前に送信していた問診票の中身の再確認、といった内容でしたが、会話の中から患者自身の理解度や知識量を判断しているのかもしれないな、とも思いました。
ここの病院は複数の医師が診療をしているようですが、今回の医師は「なにか不安なことはないですか?」など、こまめに聞いてくれる方で終始安心できました。
今までは主にネットからでしか知識を得られなかったので、こうやって対面で専門医と会話をすることで、私の気持ちはほぐれていきました。
⑤内診(超音波検査)
医師と10分程度話したところで、今日は超音波検査をすることになりました。そうか、不妊治療は女性の周期で検査や治療内容が変わってくるから、今日は超音波検査ができる日なのね。
部屋を移動し、見慣れた内診台がある部屋へ。準備をして、台に上がると、横にモニター画面。
不妊治療クリニックでの初エコーの感想は「いつもと比べて、苦痛が少ない」でした。
その理由を考えてみると一つ目が「内診台の足の開きが緩やかで姿勢がラク」。今まで複数の婦人科に行った経験がありますが、おそらくこの病院の内診台は最新のもので、動きが緩やか。患者に優しい設計なんじゃないかと思われました。
二つ目の理由が「今日は超音波の機械しか入れていない」。子宮がん検診なら、別の器具も入るし、緊張しがち。あとは、単純に今日の医師の腕が良かったからなんだろうな。
⑥結果説明
今行った超音波検査の結果は異状なし。子宮筋腫などもないと。
以前に婦人科で多嚢胞を指摘されたことを伝えると、「実際、いくつかの卵胞は見えたけど、多嚢胞卵巣症候群の診断基準は満たしていない。今後の経過次第ではある。」とのこと。
⑧質疑応答
最後に、妊活や今思っている素朴な疑問などをポツポツと聞いてみた。医師は
「夫婦二人がストレスに感じることが一番良くない。ちゃんと通院してもらえれば、指導するから」
タイミングは「排卵日が近づいてきたら1日おきで」とのこと。
終始、丁寧に対応してもらい、すっきりとした気持ちで診察室を退出。
⑨看護師さんとの面談
今度は看護師さんのいる小部屋に呼ばれた。30分ほど、そこで今後のスケジュールや不妊治療についてのパンフレットをもらって説明を受けた。患者へのフォロー体制がしっかりしていて、とても好感を持てた。
不妊治療はガイドラインが決まっており、検査や治療の流れはみんなほぼ一緒。私たち夫婦は30代で初めての不妊治療となるので、ガイドライン通りタイミング法からのスタートになりそうだった。
⑩お会計
保険適用で2,500円ほど。今後自費の検査などがあると、万単位でのお会計になる。
受付で料金表をもらったが、やはり体外受精まで進むと結構かかる・・・
不妊治療クリニックの初診のまとめ
〇脱ぎやすい服・靴で行くこと。
〇今までの検査結果・基礎体温表などは念のため持参。
〇聞きたいことは事前にメモしていく。
感想としては、早めに不妊治療クリニックを受診しておくことが大事なんだなと思いました。勇気をだして行って良かった。一人で検索魔をしてるのは時間の無駄。子どもができない不安ばかりが大きくなり、情緒不安定になってストレスになって、それこそ妊活に良くない。
今回、専門家である医師や看護師の方との対話を通して、私は妊活へのストレスを大幅に軽減することができました。どんな問題も、やっぱり一人で抱えることは良くないなと。
また、今回の受診は平日で(仕事は休むことになってしまったけど)、その分病院では比較的ゆっくりと対応してくれたので良かったなと思う。
あと、やはり妊活と仕事の両立は難しい。
「周期の〇日目に病院に来てください」という指示に、すぐに仕事を休んで病院に行ける社会人はほとんどいないから。